悲しい背景を持つ橋「入りの谷津橋」を訪れる
こんばんは、HGです。
今回は、前回の記事で少し言及した
「群馬八幡駅近くのスポット」の
「入りの谷津橋」を訪れた時の話を
書いていこうと思います。
この橋は県内では心霊スポットとして名高いものの、
その背景を知るとあまり心霊スポットとして扱いたくない所です。
しかし、心霊の噂が立っている以上、
今回の訪問を決意しました。
早速現地調査の報告です。
群馬八幡駅から南に進み、川を渡った先の斜面を登ると今回の目的地が見えてきました。
高崎市の心霊スポット「入りの谷津橋」です。
ここは1987/9/14に起きた誘拐殺人事件で
子供が殺害されたという悲しい背景を背負っています。
画像右手に見える地蔵は、その子供を供養する目的で建てられました。
ここで報告される現象として、
橋を通ると無念の思いが込み上げてくる。
と言うものがあります。
早速橋を渡ってみましたが、
特に何の変哲もない橋でした。
筆者の霊感が皆無だからでしょうか。
昼間の間は特に何も起こらず、普通の橋でした。
それでは時間帯を変えて、
午後8時ごろに訪れてみます。
大友ビルと言い、やはり心霊の噂が立っている所は夜間になると雰囲気が一変します。
街灯もほとんどなく、竹林に囲まれたこの場所は常に視線を感じるような、不安感に包まれます。
橋を渡ります。が、
特に何も起こらずただ暗いだけの橋でした。
ただ、ここは本当に真っ暗で、ここまで登ってくる道も街灯も民家もほとんどない急斜面なので、個人的にはここまでの道程もかなり恐ろしいと思います。
供養目的で設置されたお地蔵様。
夜間に懐中電灯の灯りで浮かび上がる様は
何とも形容し難い感覚に包まれます。
本当に何も光源がない空間。
懐中電灯一本が頼りです。
これ以上ここにいては拙いと本能的に感じ、収穫もないと判断したため、
これにて「入りの谷津橋」での探索は終了としました。
斜面を下る前に見えた夜景が美しく、静かで真っ暗な山の中だからこそ味わえる感覚というものを感じ取ることができました。
そして、自転車での訪問だったため出発のために鍵を開けてタイヤを解放するわけですが、そこで事件は起こりました。
タイヤを固定する金具が回らない。
よく、心霊現象で車のエンジンがかからなくなる。というのはあるあるですが、自転車でこんなことになるとは思わず、その場で軽くパニックに。
錆びついていただけだったので自力で無理やり金具を回して逃げるようにその場を後にしました。
2週間前ぐらいに油を差して整備したばかりだったというのに、不思議な経験でした。
最後になりますが、この橋はとても悲しい歴史があり、しっかりと供養の気持ちを持って訪れるべきです。
また、公道であって立ち入り禁止の場所ではありませんが、近隣にお住まいの方も居ます。
夜間に探索する際は近隣住民の迷惑にならないようにご注意ください。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。